『”美容師の技術”と賃金の関係』給料が上がらないシンプルな理由とは
『”美容師の技術”と賃金の関係』給料が上がらないシンプルな理由
最低賃金が、過去最大の金額で
引き上げられるようですね。
最低賃金が上がったからと言って、
もらえる給料が単純に増える訳では
ないと思いますが……
あまり先行きを考えない労働者ほど、こういった目先の報道に
一喜一憂するんだろうなと・・・。
わたしがサラリーマンの時は、
給料って自分で交渉して上げてもらうものだと
思ってました。
毎年の昇給はあったものの自分より仕事の遅い方と
ほぼ給料が一緒なのが嫌だったので、
ちょくちょく交渉をしてましたね(笑)。
ただ、僕が働いていた会社は小さな会社だったので、
「賃金テーブルは全部決まっているから上司にはムリとよく言われていました」
毎回、断られていたんですが、
「社員からの賃金に対するアンケートで”成果主義”が多い結果なんです」
「後輩に対してこういう指導もしてます」
と、交渉材料を見つけては挑んでいた訳です(笑)・・・。
で、ある時、とうとう交渉が成功してこっそりわたしだけ賃金を
上げてもらったんですが、それは何をした時かと言うと、
「数名ですがとても優秀なエンジニアを入社させた時」だったんですよ。
わたしは会社の人事の仕事って
「希望の部署に入社させて会社の業績を上げること」だと思っていたので、
「こんなに賃金の評価基準を社員が望んでいます」
「こんなにアルバイトからの評価を集めています」
「こんなに後輩の提案力を成長させています」
という部分をアピールしてたんですが、
実態は実は違っていました・・・
商売には変わらないですから、
「希望の人を採用する人」より
「一番売上を作る人」の方が会社への貢献度が高いんですよ。
この時に社会の仕組みを知ったと言いますか(笑)。
この辺りからわかってきたんですよね。
労働者の考える『自分の仕事の価値』と、経営者の考える仕事の価値が
一致していないから、「こんなに貢献しているのに給料が上がらない…」
という不満が生まれるんだろうなと。
(実際には貢献になっていないということです)
経営者はここをサボらずに伝えなきゃダメなんですよ。
「売上を増やすためにやってます」よりも、「社員の成績を上げるためにやってます」
▼ 『会社にいると分からない!』独立して初めて知る大変さ ▼
の方が聞こえはいいですが、実際は利益がないと会社が存続できない訳ですから、
採用することすらできなくなるじゃないですか。
未だにお金を稼ぐことを卑しいと思っている人って
結構な数でいるので、売上をあげることが”自分にとっても会社にとってもお客様にとっても”
プラスになることを理解させなければなりません。
そして本当の意味で会社に貢献している人がいれば、
会社はその人を失うことの方がマイナスが大きいので
給料を上げますよ。
ロクな数字もあげず、自分の基準で一生懸命やっていることを
貢献と勘違いしているから、「給料が上がらない」というギャップで苦しむことになる訳です。
伝える努力、してますかね?
【東大和市市役所ホームページにて掲載されております】
2021年4月5日、「合同会社清水美容商事」として創業。
独立する前に東大和市の創業塾に参加させて頂きました。
個人事業主として屋号「トピー商事横浜」独立して間もない
時期でした。
”創業塾第4期性”として、東大和市の地域に貢献したい思いで地域の理美容室の理美容師の方々と共に、お客様に喜ばれる「商品やサービスのご提案」を360日伴走しながら、成長させていただいております。
今後とも末永いお付き合いの程
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
下記の東大和市市役所のアドレスから
【トピー商事横浜】閲覧可能です!
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/index.cfm/31,70543,329,738,html