【本当の顧客】看板を見てフラッと 入って来るお客さんって そもそも必要なのか?
美容室・エステサロンなどは、個人の消費者をターゲットとしているので、
私のお客様には多いんですが、
皆さん「路面店」をなぜか出したがるんですよね
確かに、マンションの一室でひっそりとやっているお店だと
飛び入りのお客さんなんて100%来ませんから(笑)・・・・。
路面店にすれば看板や店内を目にした人が
どんどん来るんじゃないかと期待する気持ちもわかります
ですが、「看板を見てフラッと入って来るお客さんってそもそも必要なのか?」
ココを考えてみましょう
「必要じゃない客なんている?」と疑問に思う方もいるかもしれません!
ですので単純化した例を出すと、
美容室を経営する方が予算1万円のお客さんの対応をしていたとします
その様子を見て「忙しそうだ」と判断し、お店に入ってこなかった人がいました・・・・
もし、その人の予算が『200万円』だったとしたらどうでしょう?
予算が少ない人の対応をしていなければ、遥かに大きな売上が
上がっていたのかもしれません
(あくまで例ですので顧客を大事にしている前提要件)
要は、重要度の低い顧客の対応をすることで、
「本当に大事にすべき顧客」
を逃してしまう可能性があるということなんです
これを踏まえて、「看板を見てフラッと入って来るお客さんってそもそも必要なのか?」
という疑問に戻りましょう
ここからは小規模企業を中心とした話になりますが、
フラッと来る人って業種によっては「いらないお客さん」です
なぜならフラッと来る人って、「あんまり困っていない人」
なんですよ!!
つまり、看板やお店を見ただけで入ってくる訳ですから、
事前に入念な下調べをしている訳でもなく、何となくやって来てるんですね
整体を例にすれば
「どうしても腰痛が治らなくて、色々なお店を調べて回ってやっとここに来たんです」
という熱量ではなく、「ちょっと身体の調子悪いから入ってみようかな?」
くらいのものです・・・・
こういう人は高単価のサービスなんてまず受けないでしょうし、
リピートする可能性も非常に低いです
フラッと来た人はフラッといなくなりますから・・・・。
そういった熱量の低い質の良くないお客さんの対応に時間をかけることで、
本当にサポートしてあげるべきお客さんを逃してしまうかもしれません
路面店には『質の良くないお客さんを多数引き寄せてしまう』
というデメリットもあるということです
私は弱者の生きる戦略として、
「本当に困っている人に”高単価の商材”を提供すること!」
を基本的にはオススメしてます
それに関しては、過去ブログをご覧ください
『美容室 エステサロンの単価アップには○○です』
「お客さんが増えるのは良いこと」という発想自体が間違っているかもしれませんよ