その美容代、「雑費か広告宣伝費?」はたまた何なのか
あの~安売り合戦に巻き込まれてました!!
この地獄からどうすれば抜け出す事ができますか?
ホントこの手のお話しを最近よく聞きます!
今回のブログは「安売りから抜け出して、リピーターを増やす」ための
思考法をお伝えいたします
貴方がサロン店の経営者だとして
「安売り合戦」に巻き込まれる方は一様に「美容院代」を「雑費」として捉えています
つまり、お客様はきれいになるために来られているので、お客様の財布の勘定科目(支出項目)は「雑費」
になります!
このように考えてしまっていますが・・・・
「雑費」は安いに越したことがないので、より安く・より高い技術に!
という方向へ思い切り舵を切ってしまい、
終わりのない「安売り地獄」に足を突っ込んでしまう訳です
美を満たす「雑費」として捉えると、前述のようにコストパフォーマンスをどうしても
重視してしまいますね!!
では「広告宣伝費」と考えるといかがでしょうか?
ホームページやパンフレット撮影の為に外見をきれいにする場合、
お客様の財布の勘定科目は「広告宣伝費」となります
髪を切るためだけの美容院代は数千円しか支出したくない!
と考えている方が、会社のモデルとしてなら…と数万円の広告宣伝費として使うのです!!
また、私のように美容ディーラーとして「美容師さんへ最新のヘア情報を発信する」
場合は「ネタの仕入れ」として色々なお店に行ったりします
この場合の勘定科目は「仕入れ」になります!!
会計的側面で見ますと、厳密には違いますが・・・
すごい施術をしてくれる美容室がある!と聞くと、そこに1万円を使う事だって気にしません!
美容室の例でお話ししてきましたが、小売もサービス業も同じですから!
卸売業だって同じ考え方ができます
日用品として使うものは「消耗品」としてお財布から支出します
贈答品として使うものは「交際費」としてお財布から支出しますよね!
「消耗品」のモノは安く済ませたいが、「交際費」は安いという事がメリットになりません
誰だって「安物を贈った」とは思われたくありませんから・・・・
『うちは美容院だからお客様は髪をきれいにしに来ている(=「雑費」として支出)』
『うちは小売店だからお客様は日用品を買いに来ている(=「消耗品費」として支出)』
という【思い込み】を捨ててみましょう!!
今日は「広告宣伝費」としての支出にならないか?
という部分にフォーカスしましたが、
その他にも、自分を磨くための「仕入れ」や家族をねぎらうための
「福利厚生費」の支出だってきっとある筈
お金の出どころと動機(「勘定科目」)を色々と想定してみると、
高単価を維持する事だって可能です
そして『撮影(宣伝広告費支出)の髪のセットならあそこだよね』という
切り口でのファンだって獲得できます
是非ご一考ください。
要点チェック☑
POINT①:安売り合戦に巻き込まれたらお客様の懐事情を考え、何の費用にすれば”美容”=経費にできない
から変えられるのか変な思い込みは捨てましょう!
POINT②:「思い込みを捨て」動機付けを想定してみると勘定科目が違って見えます!