どうして他の美容室よりも高い商品を買ってしまったんだろう?

高くて質の悪いモノでも売れる マーケティング理論

「マーケティング理論」って学んでもあんまり

意味が無いという話を美容室のオーナーやスタッフにしました

 

マーケティング

 

経営者や管理職だとビジネス書をたくさん読んで

勉強した経験がある方も多いのではないかと思いますが、

 

あれだけたくさんの書籍が出版されていて、とてもメジャーな学問として

知られているのに、成果につながりにくいのは実はちゃんと理由がございます!! 

 

 

 

それは、マーケティング理論が

 

『ひとは合理的な行動を必ず取る!』

 

ということを前提として作られているからなんです!

 

 

同じ商品が違う価格で売られていたら、

人は安い方を買います!

もし、価格が同じなら品質が悪いモノよりも品質が良いモノを買う!

こういった合理性を前提として理論が構築されていますが、

 

そもそも人間って全く合理的じゃないですから・・・!

 

スーパーに行けば100円で買える飲み物を、

その隣のコンビニで150円で買ったことはありませんか? 

 

 

また、美味しいお店が近くにあるのに、

店主と仲が良いから別の店を利用したなんて経験はありませんか?

 

 

人には「感情」というものがあります

どっちが得かを頭ではわかっていても、

 

 

・「いや~面倒くさい…」

 

・「この店主が大好き(嫌い)…」などなど

 

こうような感情に邪魔をされてしまうので、

結局、ヒトの行動は合理的にならないんです! 

「感情」を全く考慮せずに経営戦略を立ててしまうから、

 

 

「他の店よりも価格が高い商品はたぶん売れないはず…」

 

「わたしよりも技術の高い人が業界には多いから、高単価でのサービス提供はできない…」

 

 

こんな間違った認識を持ってしまうんですよ! 

ところが実際には、競合よりも質の悪い商品を高い価格で販売しても売れるもんなんです

つまり、考えるべきは「感情の動き」ひとつだけです 

 

 

例えば、

「どうして今、他の美容室よりも高い商品を買ってしまったんだろう?」

 

「どうして今、他の美容室との比較をせずに買うことを決めたんだろう?」

 

合理的じゃない行動を自分が取ってしまった時は、実はそこにヒントがたくさん隠されています!!

これからは、「理論」よりも「感情」に重きを置いて戦略を立てましょう!

 


☞最後にまとめます

 

POINT①:人の行動は、合理的ではなく感情に流されやすい

 

POINT②:感情に流されてしまう人は、なぜ?流されるのかを自分に「なぜ?」かを聞く

 


 

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