サロンリピート維持に必要な”ホーム感”の仕組み
仕事の関係で、その土地の方といっしょに、その土地の美味しいモノを頂く
年に数回ですが、このお仕事をやっていて良かった!と思えることがあります
地元の方と、そのオススメのお店で行われる食事会
その会話の時に思えた「リピーター創出」のポイントとは・・・・
ここは、よく来られるんですか?の答えで
仕事柄、ちょこちょこと移動を繰り返すことが多く
その地域の方と食事をご一緒させて頂く事もありまして・・・・
もちろん土地勘など無いので、お店はいつも任せっきりですが(笑う)
連れて行って頂いたお店に入った時、必ず聞く質問があります
「ここは、よく来られるんですか?」
この質問をしますと返事のリアクションがなんとも”楽しいの”です
もう数年以上通われているお店だった場合ですと、
お客さん:「いやぁ、そんな事無いよね!」
店主:「何を言ってるんですか〇〇さん、もう〇年です」
お客さん:「えー!もうそんなになるのかぁ」
店主:「いやぁ、本当に〇〇さんにはお世話になってますから・・・・」
こんな和気アイアイとした空気感に包まれます
この地元の「ホーム感」が実に心地よいではありませんか!
つまり、このお客さんは「ホーム」としてこのお店に今後も通い続ける訳です
これが最強のリピーター”ホーム感”です
この「ホーム感」の基準は何処?
何度もお店に来店されていれば、この「ホーム感」を感じる事ってできると思いますか?
意外とそうではありません
「何度も来ているから!」だけではこの「ホーム感」を感じられない事の方が多いですから・・・・
先程のやり取りを思い返していただき「えー、たまーにかな?」という返事に対して
私が「それでは、ここの常連さんですね」と聞き返すと・・・・
「いえ、それ程でもありません・・・」という返事の方が逆に多かったりします
何度も来ているお店だけれど、この「ホーム感」を感じていないことって・・・
つまりは、自分がここの常連だという自信が無いんですよ!!
この理由は一体何処にあると思いますか?
この基準は、お客様ではなく○○が決める?
『3回来たから自分は常連だろう。名前も憶えてもらっているに違いない』
と考える人もいれば
『まだ5回位しか来たことないからなぁ、、、顔も覚えてもらえていないだろう』
と考える人もやはりおります
3回目の人は「ホーム感」を感じているみたいですが、
5回目の人は「ホーム感」を感じていないようです!!
さて、来店回数は3回目のお客様よりも多いにもかかわらず・・・・
お店は、お客様の事を「大切な常連さん」だと思っていたとしても、
お客様はそう思われているという自覚がまったく無い・・・・
これが大きな問題なのです!!
「ホーム感」を抱いてもらうためには?
これって飲食店だけではなく、美容室でも同様のことが言えます
お店(サロン)側が、「常連(リピーター)の基準」を明確に示すこと!!
この一手で解決できます!!
つまり、「2度目のご来店を頂いたリピーターさんには特典○○!」
「5度目のご来店で、常連特典として〇〇を!」
といった表記を美容室で明確に実施してみるのです!
当サロンは〇回以上ご来店があったお客様を「リピーター(常連さん)」だと考えていますよ!!
この基準の明示を行う事により、お客様自身が「自分はどの位置づけか」を理解する事ができます!!
「お!じゃあ自分は5回来ているから、お店の人は大切に思ってくれているんだな」
こう思えると、少しずつ「ホーム感」が生まれてきます
「ホーム感」が生まれてくると、お店側とのコミュニケーションも少しずつ活発になり、
「ホーム感」が強化されていきます。
自分はリピーター(常連)だ。だから大切にされているに違いない・・・と
こう胸を張って言える(思える)お客様はごく少数だと思います
是非、リピーター(常連)の基準値を、示してあげてください!!
要点チェック☑
☑チェック1 貴方のサロンでは、「ホーム感」の基準値を設けていますか?
☑チェック2 この「ホーム感」により強固な人間関係を構築しましょう!