スタッフ教育に最も大切なことを理解していない経営者たち
先日、「スタッフの教育に携わっている方」とちょっと「へんな会話」になりました(笑う!)
学ぶ目的を決める
「社内研修は、義務だから・・・」と渋々受講するスタッフがとても多いそうです。
どうすれば彼ら彼女らの考え方をもっと高めることができるでしょうか?
その方いわく「結果的に学んだ方が成果を出してもらえればサロンとしてはOKなので、
アメ玉で釣ってもいいんじゃないですかね?」
つまりは、
つまりは、
- 主体的に学ぶ意欲を引き出すことを重視するのか?
- 学んだことを現場で役立てることを重視するのか?
どちらを優先するか?
2択ではないでしょうか?とのこと。
学ぶことで成果を出す
まさに「理想主義」と「現実主義」の違いのようです。
スタッフの教育をめぐる”2つの思想・価値観の対立”にどうしても最後はなってしまうみたいです。
教育機関の方達は前者の考えの人が多いですね。
経営者や管理職は後者の考えの人が多いと思いますが・・・。
そうすると、「人事の担当者は?」正反対の価値の板挟みになってしまう。
教育機関の学校の先生は「主体的に学ぶ意欲を育てよう!」と頑張っても
思い通りになっているかというと、そうでもない気がめちゃくちゃしませんか?
友だちが塾に通いだして100点取ったら、「ボクも塾行きたい!!」と言い出したりしますよね。
「人の心」や「意欲」をコントロールすることは結局できませんからね。
でも学んだ人に成果を出させることは、教え方や考え方次第では、可能だと思っています。
先に学んだ人に成果をしっかり出してもらい、それを次の方に
「自分も学びたい」と思わせるように努めることが大切。
スタッフ教育は、結局「理想主義」とか「現実主義」二択ではなく
両立することで循環ができるということが最も大切ではないでしょうか。