人が「買いたい」と思う瞬間。
昨日は、異業種の方達と自社商材のプレゼンを
して意見を出し合いました。
やはり
コロナ後の影響もあって、
新しい商品やサービスを
出そうとする方が多いですね。
そこで、とにかく
最近することが多いのが、
「使い方をイメージさせよう!」
というお話。
やはり、多くの方は、
説明の際に
「スペック」について
話してしまいがちなんです。
「こんなに美味しいんですよ」
「こんなに使いやすいんですよ」
「こんなに高品質なんですよ」
という
アプローチをしてしまう。
もちろん
良い商品やサービスを
苦労して作っていると思うので、
それを伝えたくなるのは
よくわかるんですが、
どう使うか
イメージできないモノは買ってもらえません。
例えば、
「この料理は最高級の○○を使い、
△△という難しい技法で調理し、
××のメーカーの
皿に盛るためデザイン性が…」
みたいなことを言われたら、
凄いとは思ったとしても
頼みたいと思うかは別。
それよりも
「この料理は見た目がオシャレで、
料理名に○○という
意味があるので女性がとても喜びます。
大切な方との記念日に注文してはいかがですか?」
と言われた方が、
自分の彼女が
その料理を見て
名前の意味を聞いて喜んでくれて……
という光景が
容易にイメージできるので
注文したくなります。
僕ならさらに、
ケーキやシャンパンや
花束をセットで売りますね(笑)。
人は「良いモノ」を
買いたいと思う訳ではなく、
「自分の暮らしが豊かになる」
「誰かに喜んでもらえる」
といった、
『感情』が動く時に
買いたいと思う生き物。
ココを勘違いしないように
しなきゃなりませんね。