意外と知らない 「コンサルティングって」誰でも受けられるの?
先日、お客様のご紹介で個人事業の美容関係をしている方の
ご相談に伺いました。
起業して10年になるものの、
結局、手元にたいしたお金が残らず、
常に新規開拓に追われている不安な状況・・・・。
しかし、どうやって打開すべきかがわからないという、
経営者なら共感する方が多いであろう
お悩みを伺いました
そのお話の途中で、よく聞かれる質問が・・・・。
それが、「経営コンサルティングって、どんな会社が対象になりますか?」
という質問です
確かに、どこの会社もコンサルの対象になるのかって
よくわからないですよね!!
では、どんな基準でコンサルティングを受けるかどうかを
決めているのかと言うとことを知り合いのコンサルマンに伺いました
①決裁者が社長のみ
②社長がコンサルに依存しない
③社長と気が合う
こういった基準で選んでいますとのことでした!!
「気が合う??」と不思議に思った方も
居るかもしれませんが・・・・
まず、①の「決裁者が社長のみ」とは、
せっかく社長がやる気になっても配偶者や共同経営者が
それに水を差すような会社だと話が全く前に進まないんです…。
時間のムダになるので、その場合は決裁権を持つ方全員に
同席してもらってコンサルティングを
行うことが条件になりますとの回答でした
②の「社長がコンサルに依存しない」とは、
会社経営をどう進めていくのかを
全てコチラに委ねてくる方がいるからなんですね。
全部、コンサルマンの言うとおりにやってしまうのであれば、
それはもうコンサルマンの会社ですから(笑)。
コンサルタントの仕事はあくまでも社長のサポートに徹すること
目的地まで走っていく社長に対して、
「この道を行くと早く着きますよ!」、「このカベはこうやって越えましょう!」
とナビゲートはしますが、もちろん走るのは社長自身です
「目的地までおぶってくれ」という方の依頼は受けられませんとの回答でした(笑)
(意外と多いみたいですよ…)
③の「社長と気が合う」とは、
経営コンサルティングって毎月クライアントと面談をしながら
進めていきますから・・・・
つまり、長期に渡って時間を共有する関係になるので、
嫌いな人やウマの合わない人を
コンサルティングしたくないみたいです!(当然ですよね!)
「あの社長には会いたくないなぁ…」
なんて自分が思ってしまうようだと絶対うまくいかなくなりますよね
「いや、好き嫌いで決めるんかい!」と思ったアナタ・・・・
好き嫌いはすごく大事です。
好きな人。
この人のためなら本気で
サポートしてあげたいと思える人。
こういう方を相手にしないと、自分の100%の力は発揮できません!!
相手の事業に深く関わるコンサルマンの仕事は、
人として深く関わりたくない相手にはうまくいかなと思いますね
だから、金銭面で良い条件を提示されたとしてもダメみたいです!
一緒に苦しんで、
一緒に喜べる社長さんと
二人三脚で頑張りたい
突き詰めれば、コンサルマンが依頼を受ける基準はコレだけ。
(人によって基準はまちまちだと思いますけど・・)
つまり、仕事を受けるかどうかに業種や能力や資金や
赤字か黒字かなんて全く関係ないんですね!
「自分の足で走る覚悟があり」、「僕と気の合う方」であれば、基本的にはOKなんですね
ですから、「コンサルタントを入れて会社の成長速度を上げていきたい!」
という気持ちがあるのなら、
「ウチみたいな小さい会社でもいいのかな?」
「特殊な業種だけど大丈夫かな?」
なんて悩む必要はないんですね