「その瞬間」、貴方のサロン情報がそこに存在する
いつもサロン勉強会でお話ししている内容で恐縮ですが、
「リピーターを増やす」ためには・・・・。
<新規開拓>→<切替販促>→<継続販促>
このフローをしっかりと設計する必要があります。
来客回数0から1にする<新規開拓>、初回取引から2回目に繋げる<切替販促>、2回目以降のお客様を維持する<継続販促>。
しっかりとこのフローができていないと、どんなに頑張っても顧客層は厚くならず・・・・。
ザルですくった水を穴の開いた大きなバケツに入れていく作業の繰り返しになっていないでしょうか?
本日は一番苦手な美容師が多い<切替販促>についてのお話しです。
あの会社は何故マグネットを配るのか?
先月、実家に帰った時の事。飲み物を取ろうと冷蔵庫の扉に手をかけた時、久々に見ました。
0120から始まる電話番号が書かれた水道設備会社のあのマグネット!!
数年前、浴槽のリフォームをした際にもらったモノらしいのですが・・・・。
数年間、冷蔵庫にペタッと貼り付いたマグネット。
皆さん、この役割はもう察しがつきますよね!?
冷蔵庫は台所にある事が殆どですから。
台所で水回りのトラブルが発生した際、この電話番号を発見してもらえる確率が高いですから・・・・。
別にたいして難しい事じゃありません。
重要なのは、必要になったその瞬間そこに在るかどうか?です。
しかしです。この最も基本を見落としてしまう方が結構多くいるように感じております。
だからこそ!<切替販促>が弱くなってしまうのかもしれません。
商品・サービスが必要とする瞬間をイメージ?
美容室が期待するほど、お客様はまったく覚えてくれていないものです(笑う!)
特にまだ1度しか来店数がない<切替期>においては、
髪を切る必要になった時<目の前にある情報>や<マスコミで頻繁に目や耳にしていた情報>に
意識が触れた時に足が向いて行くくらいです。
先程の例でいえば、
「あー、水漏れ!大変だ!」となったその瞬間です!
この瞬間にこのマグネットが無かったらさぁどうでしょう?
恐らく私なら、テレビCMでよく耳にするあの森末慎〇さんが出演している
「暮らし安全クラシ〇ン」さんのフリーダイヤルに電話をする筈です。
このように、切替期の流出を避けるためには必要になるその瞬間をしっかりイメージし、
その場に貴方のサロン情報が存在するためには?を考えて実行していく必要があります。
これこそが<切替販促>の基本中の基本。第一歩です!
その瞬間、そこに存在する情報を提供する
サロンの商品やサービスのニーズが湧き起る瞬間。
これを具体的にイメージしてみましょう。
先程挙げたような、緊急時のシチュエーションだけではないはずです。
肌が乾燥しているな?、鏡を見て老けを感じる瞬間等々、どんなシチュエーションでも。です。
「時間」や「場所」等のシチュエーション、その瞬間お客様がとるであろう行動、抱くであろう感情。
これらをじっくりと考がえていくと、その場に情報を存在させるための方法が見えてくるハズ。
「その瞬間・・・」取り出して貰えないとしたら、貴方の名刺交換は不要かもしれませんね。
ひょっとすると、名刺を渡すより、タオルやカレンダーをお渡しした方が効果的かもしれません。
髪を切ったり、染めたりする行為が必要になる、その瞬間。
それはいつですか?
要点チェック☑
☑チェック1 貴方の商品・サービスは、購入後やサービス後目に触れる機会はありますか?
☑チェック2 接触機会を増やすには?その瞬間をイメージして考案してみましょう。