「マジメ・誠実」の落とし穴?って
昨日は、美容室でコロナ後の戦略会議を行いました。
例年、12月は売上が伸びますが
反動で1月~3月は落ちる傾向があるので、
そうならないように
どんな対策をすべきかを再確認しました
その話の流れで、「美容師の〇〇さん真面目すぎ!問題」
が持ち上がりました(笑)
非常に誠実な人柄なのは素晴らしいことなんですが、
行き過ぎると営業に悪い影響が
出ることもあるからです
『心』と『体』が密接な関係にあることは感覚的に皆さんわかると思いますが、
一般的には「心で感じたことを体で表現する」と捉えられています
「楽しい」と心で感じたから自然と笑顔になる、とか
「緊張する」と心で感じたから体からダラダラと汗が出る、とか
心の反応が体の反応として表れると
思っている人が多いんですが、
実はコレって双方向に作用します・・・・
つまり、
笑顔でいるようにしていたら自然と楽しい気分になってくる
という、「体→心」の
パターンもあるんですよ!!
なので、お客さんとの距離感も
「親しくなったら、くだけた態度を取る」
という、心→体のパターンだけでなく、
「くだけた態度で接すると、相手と親しくなれた」
という体→心の順で
距離の詰める方法もあります!!
いつの時代もモテる男の人は、さらっと女の子を
ファーストネームで
呼んだりするじゃないですか(笑)・・・・
普通の人でしたら、親しくなってから
ファーストネームで呼びますが、
先にファーストネームで呼ぶと・・・
「こんな呼び方をされるってことはこの人と”親しいひとになるに違いない”」
というように
心が後からついてくるんですね!
つまり、接客時のお客さんとの対応も同じで、こっちがずっと
カタい態度で接していると、いつまで経っても
心を開いてもらえないということが十分に起こり得ます
”マジメさや誠実さ”はもちろんとても重要な要素ですが、
それを相手にどう伝えるか?
を工夫しなければならないんですね
成果が出している営業マンは必ずと言ってイイほど、くだけた態度で接しつつも
相手に誠実だと思われている人が
多いですから!!