『美容室 他店ライバル』 お店の手の内をさらしまくれ

先週はクライアントの美容室で施術を受けながら、
新サービスについて何気なく話を聞いていました。
その際、「同業他店があまりやっていないことなので、
マネされないよう内容を公開しない方がいいんですかね?」と、おっしゃっていたので、
「ガンガン公開していいと思います」と、お答えさせて頂くことに。
なぜかと言うと、他のお店がやっていないということは
世間一般のサービス認知度も非常に低いということです。
悩みが生まれた際に「この手段で解決しよう!」
という選択肢にすら入ってこない状態ですので、マーケットがとても小さいんです。
例えば、昔はヘアケアメーカーのライバル社が
CMで相手を煽りまくってました。
今見ると、そんなにあからさまに相手にケンカ売って大丈夫なのかと心配になりますが(笑)、
あれは争っているようで「シャンプーやトリートメント」という商品の世間的な認知度をあげて、
マーケットを拡大する仲間とも言えるんです。
相手にシェアを多めに取られたとしても、
シャンプーやトリートメントを使用する人口自体が増えるのであれば、売上はどんどん伸びますから・・・。
もちろん、発明に近い性質のものであれば、
特許を取ったりといった準備が必要なケースもあるでしょうが、
自分のところだけで独占しようと思うよりは、
同業他店と協力してマーケット自体を広げる意識の方が、数段にうまくいく確率は上がります。
▼ 課題を解決するには『置き換え思考法』が最重要です ▼
その際、自店が優位性を確保できるような「仕掛け」を作るのは、
忘れないようにしましょう!