『美容室 都内の有名店』 ホントはどうなの？
『美容室 名店って』 ホントに上手なの？
先日、都内の美容室ツアーを勝手におこないまして、
都内の数ある名店を少し見に行きました。
やはり、都内では名のあるお店なので
いつでも混雑してますね。
もちろん、どこも店構えがとても立派でした。
…ただですが・・・。
インスタやホームページなどを拝見してみますと
どこも安定してヘアカットのモデルがきれいだったんですが、
「こんなに素晴らしいカットは他じゃ絶対に出来ない…」
ということも特に無かった感じがいたします。
仕事で外に出る回数が多いので、全く知らない美容室に
フラッと営業に入ることも多いですが、
今やどこに行ってもそこまで美容師の技術に大きな差を感じ無いんですよね。
（昔は本当にあやしい理美容室とかがあったもんですが 笑）
どの業界でもそうですが、市場が成熟してくると
商品・サービスのクオリティって均一化してくるんです。
つまり、わたしが家でネットを見ながらカットをそのまま作っても、
近いレベルまでいかないですが、それなりのカットくらいですもん(笑)。
手に入る知識の情報量が増えて、
薬剤も進化して、技術もカンタンに見ることができて・・・という環境なら
当たり前ですよね。
有名な美容師の知識だって、YouTubeを見ればいくらでもありますから。
もちろん、その道のプロから見れば違うと思いますよ？
ただ、素人には70点と80点の技術の差はわからないんです。
１,000円カットと5,000円のカットの差を
何人がわかっているのか？
そう考えると、技術を追求するよりも大事なことが見えますよね。
わたしが今回お店を選んだ基準もネームバリューですし。
以前に、「流行っているお店より絶対僕の方が再現性のあるカットが出来ますよ！」
と意気込む独立希望の男性と話したことがありますが、
正直、コレは失敗するなと思いました。
美容師に限らずですが、『商品やサービスの品質にばかりこだわる』のは、
商売としてはなかなか危険ですね。
▼ 本当に困っているひとがいたとき、その人をどれだけ助けてあげれますか？ ▼
「良いモノを提供していればお客さんが来てくれる」
という幻想は早めに捨てねばなりません…。
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