『美容室 金額よりも・・・』得られる価値を重視した結果、もったいないことに。。。
『美容室 金額よりも・・』得られる価値を重視した結果、もったいないことに。。。
最初は近くの美容室に行ったんですが、
意外と品揃えが薄い…。調べてみたところ、
どうやら品揃えが良いのはやはり『某大手の美容室』みたいなんですよ。
早速、移動したところお目当てのトリートメントが置いてありました……
”さすが、やりますね~。”ただ、色々とネットから情報を得ていたので、
髪質のクオリティをさらに上げるための美容液みたいなものが
あることを知っていたので、
それについても確認してみたんですが、
一切そういった商品の取り扱いは無し。
あー、コレはモッタイナイなぁ…。
もちろん、需要が少ない商品や高単価商材を
取り寄せにするというのは判断としては全然おかしくないんですが、
今の時代にどんな人が買い物に来るかなんですよね。
やはり自分が買ったトリートメントも思いっきり定価だったので、
通販で買った方が金額も安いし、ポイントもつく訳ですよ。
にも関わらず、わざわざ店舗で買うということは、
「急いで購入したい」もしくは、「店員から詳しい話が聞きたい」
このどちらかである可能性が高いんです。
(自分は今回完全に前者でした)
前者の場合は金額よりも早さを重視していますから、
「取り寄せ」という選択肢は存在しません。
逆に言うと、その場にある付属商品を勧められたら
割高になったとしても定価で購入します。
特に高額な商品を買う人は、金額よりも得られる価値を重視していますから、
付属商品によってその価値が増すなら積極的に購入をする訳です。
後者の「詳しい話を聞きたい」パターンに関しても、
専門家の意見を聞く姿勢が最初からできているので、
その場で話しながら付属商品を追加でオススメしていけば、
どんどん単価を上げていくことが可能です。
ただし、このパターンの人は今すぐ手に入れたい訳ではないので、
取り寄せにするくらいなら教えてもらった商品を家に帰って通販で買います。
説明をした勢いで買ったもらう方が確率は遥かに高いので、
やはり在庫はあった方が良いんです。
まとめますと、どこにでも売っているモノを店舗で買ってもらう際、
高額商品のクオリティをさらに上げる付属商品は積極的に仕入れて
積極的に売り込むと単価を上げやすいという至ってシンプルな話。
在庫を抱えるリスクを考えると、売れ筋商品以外は
全て取り寄せにしたくなる気持ちはわかるんですが、
販売するモノが既製品なんだとしたら、
そのやり方で通販に勝つのは相当キツいですよ。
取るべきリスクは取らなければなりませんので、
顧客のニーズをきちんと分析しておきたいところですね。