『美容師の仕事』 接客・サービス業は褒めてもいいが、おだてるな
『美容師の仕事』 接客・サービス業は褒めてもいいが、おだてるな
先日、お付き合いの長い美容師さんと、
食事をしながらゆっくり話をしました。
最近あまり仕事がうまくいっていないようで、
明らかに自信を失っていたんですが、帰る頃には
だいぶ元気になってましたね・・・。
「お話できて本当に良かったです!」と、言って頂けてこちらも「ホッ」としましたよ。
周りからは、面談や食事会で相手のモチベーションを
上げるのが得意だよね!と言われます(笑う)・・・。あまり意識していませんが・・。
「面談して良かった!」と、言ってもらえることが以外と多いんですよね。
では、具体的に何をしているかと言うと、
「褒める」ことがやはり多いんですが、「おだてる」ことはしないんです。
「頑張ってますよね!」とか「きっと、できるようになりますよ!」といった、
根拠のないムダに前向きな言葉は一切かけません。
具体的に言えば、「できることとできないことの線引きをきっちりしてあげる」
…という感じですかね。
ネガティブな状態になっている人は、「アレもできない」「コレもできない」
と、どんどん深みにハマっていくんですが、
そのことに対して「きっとできるようなるよ!」ではなく、
「それは元々できなかったでしょ?」と、冷静に指摘してあげます(笑う)
▼ 上司をいつも否定(三流)しているひとは出世しない ▼
人間誰しも得意・苦手がありますから、「アナタはそれができなくてもいいと思いますよ」
と、言ってあげるのも大事なんですよね。
得意な部分で、補うだけの働きをすればいいんですから、
「アレもできない」「コレもできない」ではなく、
「アレはできなくていいからコレだけはしっかりやりましょ」
と、自分が力を入れるべきことを明確にしてあげる。
うまくいかない時は、何から手をつけたらいいのかわからなくなっているので、
「コレをやればいいんだ!」ということがハッキリするだけで、
どんどん良い方向に循環していくもんです。
『できなくていいこと』を示してあげましょう!