自分自身は割と誰とでも
仲良くできるタイプだと思っております。
人事労務経験が長く、人前で話す訓練を
長期間積んでいることもその理由の一つだと思いますが、
必ずしも話し上手であることが、コミュニケーションに
必要な訳ではありません わたし個人の意見ですが、
コミュニケーションの際に一番威力を発揮するのは
実は「相槌」なんです!!
「話し上手」より「聞き上手」
とよく言いますよね。
ただ、聞き上手って具体的に何でしょう?
と思う方も多いはずです・・・
理想としては、「相手の話を引き出す」ような
会話ができればいいんでしょうが、
それはかなり難易度が高いんですよ。
そこで、「相槌」です・・・
これなら
比較的簡単に実践ができますので、
三つのポイントをお伝えしておきます。
☞① タイミング
たまに、相槌を全然打たない、もしくは相槌の数が多すぎて
話しててイラッとする人がいません?
相槌は少な過ぎても本当に話を聞いてるのか
不安になりますし、多すぎても、相手に不快感を与えてしまいます
相槌は相手の話の切れ目に入れるようにしましょう!
5~10秒に1回くらいが目安です。
その際、
「…はい。…はい。…はい。」と、ずっと同じ相槌を繰り返すのはNGです!!
形だけの相槌に聞こえます
「…はい。…へぇ!…なるほど!」と、微妙な違いで構わないので、
バリエーションを増やすことをオススメします
☞② 相手と同じ感情を出す
これは、例えば相手が怒ったエピソードを
話している時には、 それをなだめるのではなく、
「一緒に怒るように!」相槌を打った方がよいということです
悲しい時には一緒に悲しんであげる。
喜んでいる時には一緒に喜んであげる。
そうやって感情をシンクロさせると相手が共感を抱いてくれるため、
関係を深めやすくなります
☞③ 相槌は大袈裟に打つ
ただし、頭を下に振るだけが相槌ではありません。
驚いたり、同調したり、うなずきの深さを変えたりと、
会話をしなくても、相手に自分の感情を
伝えられる方法はたくさんあります
1流の伝え方?☟『1流と言われるプロは、2流、3流とどこが違くのか?』1流とは何?☟
ちょっと大袈裟なくらいが、相手にその感情が
伝わりやすくなりますから、より効果が高まります。
ただし、やり過ぎはダメですよ!!(笑)
以上のような技術的にはこの三点がポイントになりますが、
何よりも大切なのは、
「心から相手の話に興味を持つ」ということになります
テクニックだけの相槌なんてすぐに相手にバレてしまいますから、
上記の手法はあくまでも、
「アナタの話を聞きたいんだ!」
という姿勢を、相手にきちんと伝えるためのものだということを忘れないでください

私自身が人の話を聞くフリをするプロだということではけっしてありません