【 投稿ネタ 】儲からない美容室は、こうなってる

 

先日、オーダーメイドのスーツを制作している
知人から、仕事のスタイルについて
色々と話を伺うことが出来ました。

 

その知人いわく、

 

個人で仕事をしているので
月で20~30着のオーダーを受けているとお聞きしました

 

 

「どうやったら1人でそんなにできるんですか…?」

 

と質問したところ、

 

サイズの情報さえ伝えれば、生地やボタンなどのアイテムを選ぶことで、

あとは全てを外注先が仕立ててくれるという仕組み。

 

 

へぇー、それはたいへん便利なシステム!

 

 

と言いつつも、その生地自体が数千種類もあるらしいので、

選ぶセンスやかなりの知識が問われることに間違いありませんが、

 

 

ただ、それを身につけてしまえば、

多数の発注を受けたとしてもそこまで時間も拘束されず負担が少ないはず。

 

 

スーツなので単価も高いし、

これは素晴らしい商材だなぁと思いながら
自分の仕事に応用出来ないかな?と思いながらお話を伺っていました。

 

 

ところがです。
現代の商材は、

 

「売上に比例して非常にコストも増える」

 

コレが、ものすごく多い気がいたします。

 

 

 

例えば、髪を切ったり染めたりすることで、

客単価5,000円をもらっている美容室があるとしましょう。

 

 

もし、収入がそれだけしかなかった場合、

 

月商100万円を目指すなら
200人に施術をしなければなりません。

 

 

月商200万円であれば、
400人も施術をする必要があるんです。

 

 

つまり、売上が伸びることで「お客さまの対応にかかる時間や手間」も
当然に増えていきますから、

 

 

長時間労働やスタッフの増員、
多くの材料の仕入れたりと、かかるコストがどんどん増えていきます。

 

 

さらに、スタッフが増えるということは、

 

求人広告を出す費用、

 

スタッフ教育の費用、

 

管理職手当などアップする人件費、

 

このように目に見えない部分でもどんどん負担が増えていくのです。

 

 

つまり、

 

「1店舗で利益が月に50万円出たので、単純に10店舗で500万円!」

 

という事には、絶対にならないですよ。

 

 

しかも、スタッフ数や店舗数が増えるということは
毎月の固定経費も大きく膨らんでいきますので、

お客さまが順調に増えていない場合は、一気に赤字も膨らみます。

 

 

 

このように売上に比例してコストも増えてしまうビジネスモデルだと、

ホントに利益が手元に残りにくいんですね…。

 

 

当然ながら、

 

「美容室なんて今すぐ閉めましょう!」

 

という話が決してしたい訳ではありません。

 

 

「施術をしてお金をもらう」

 

 

というだけで終わらないビジネスモデル
構築していけばいいだけなんです。

 

 

 

「商品を売って終了」

「サービスを売って終了」

 

このような商売をしていると
いつまで経っても”不安定な経営”が続きますので、

 

 

『コストは増えない。でも売上が継続して伸び続けるモデル』

 

 

という収益のあげ方も組み込んでいく
必要がありますね。

 

 

 

    

本日のまとめ

 

 

まとめの言葉 今年こそお店の”ビジネスモデル”を見直してみませんか?

       しっかりと収益の残る仕組み化。出来てますか?

 

 

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