【サロン 単価アップ】 値上よりも「教育」を。

今日の午後はサロン勉強会。
取引サロン様と「給与チェックと評価項目の見直し」の日。

 

先月は、給与チェックをしているうちに
多くの課題が生まれ、全てを片付けられず
だいぶ時間がオーバーしてしまった為、今日がそのつづき。

 

 

まだまだ自分自身、日々未熟だなぁ…と。

とても楽しい時間なんですが。

 

 

色々な話を考えておりますが、

今回、特に力を入れたいのは、「お客様の教育について」。

 

 

単価はサロン様からご質問を頂くことが非常に多い内容の一つで、

「どのくらい上げても大丈夫でしょうか…?」

とよく聞かれます。

 

 

もちろん、経営者の理念・思考や地域情報、ターゲット層によっても
変わるところですので一概には言えないんですが、

 

「この商材であれば何%くらい上げても客足には影響は無いかな…」

という目安は何となくわかりますが・・・。

 

 

一般的には…

「特に理由もなく上げても大丈夫なのはわずかな金額なんです」

 

ところが、

「この商材の”適正価格”ほんとは倍くらいの金額では?」

 

 

とツッコミ満載の商材も実は世の中にはたくさんありまして、

それを実行するために欠かせないことが1つあります。

 

 

それが『お客様の教育』なんです。

 

 

わたしのイメージでお伝えしますと、

例えば、私が理美容室に行っていきなり

 

「私の商材はこんなところが良くてね…」

 

「こんな大きなサロン様にも実績がありまして…」

 

と商材を売り込みにかかるのが私の『営業』イメージです。

 

 

これに対して、

「私からのご提案を経営に直接取り入れることでこんなメリットがあります」

 

「オーナー様の行動管理は自分自身ではなかなかできないものなので、

第三者(わたし)と共に行動をチェックして頂くのもいいですよ」

 

と言うように自社の商材を直接サロンに売るのではなく、

「考え方」を伝えていくことで結果的には相手からだんだん欲しいと思うように仕向けていく事。

 

 

これが『お客様教育』です。

 

 

『営業』に押されて商材を購入したサロンは、

あとから冷静に考えた時、不満を感じてキャンセルになるケースもございます。

なので、ご自身の「価値観を超える額」の商材は決して買うことがありません。

 

 

ところが、

『教育』により深く納得をしたうえで商材を購入された場合は、

購入後のキャンセルが非常に起こりにくいです。

 

「この商材には、このくらいの”支払う価値”がある」

 

と「新たな価値観」をインプットしてから購入にされるので、

 

過去に3,000円のカットしかしなかったお客様が
急に2万円のエイジングコースを申し込むこともある訳です。

 

 

もちろん、『洗脳』とは違いますので。

一部のカルト教団のような、価値の無いものにお金を献金させるのではありません。

 

 

本来であれば、お金を掛けても良いところに

間違った知識や認識、メンタルブロックなどでお金を投資していない方に対し、

 

「こう考えた方があなたにとって良いのでは・・・。」

 

と地道にお伝えしていくのが『教育』です。

 

 

この過程をサボると〈安売り〉以外で付加価値をつけていくことができなくなってしまいます。

 

 

つまり、

 

単価を上げる前にこの商材を「買いたい!」と言って貰えるお客さんを育てていきましょう。

 

 

『お客様教育』なんて言うと、ちょっと偉そうに聞こえますが、

「自分の専門分野(サロン)について、正しい知識や考え方をお客様に知って頂くこと」

そう考えれば、とても大切な行為をしているのだときっとわかってくれるはずです。

 

 

何も考えなしに、「値上げをする事だけはダメですよ!」

 

 

 

 TODAY'S
 
要点チェック☑

 

 

チェック1 単価アップの前に、すべきことご理解して頂けましたでしょうか。

 

チェック2 値上の便乗は、サロンに損失を生む行為。

 

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