【サロン規模の縮小】経営の失敗?ではない。

今日は、わたしの取引先サロンより、

 

スタッフ数人で運営していた
サロンを閉めて「一人サロン」への切り替えを進めていく・・・

との方針を伺ってきました。

 

 

ヒトによっては規模の縮小と聞くと、

サロン経営が上手くいっていないように感じるかもしれませんが、

コレは大きな間違い。

 

 

基本的にわたしのスタイルは”スモールビジネス”を推奨しておりますので、

それを3年に渡りサポートしてからこその「すぐれた決断」だと感じましたね。

 

 

サロン経営のリスクとは何か?

 

 

もちろん、スタッフさんがいらっしゃることで、

対応できる顧客数が増えますので、売上を伸ばしていけるかもしれません。

 

 

また、しっかりとした仕組みがきちんと作られていれば、

オーナーが現場に立たなくても売上を作ることができるという
大きなメリットもございます。

 

 

しかしです、当然ながら「固定費」もそれに伴い増える訳です。

 

人が増えただけ人件費がかかるというだけではなく、

「採用費」や「教育費」などももちろん比例して増えていきます。

 

 

更にスタッフがいるとある程度は、広い場所の確保が必要なので家賃も上がりますし、

多くのお客様を必要としますので「広告費」も大きくかさみます。

 

 

そして、今回のコロナのようなトラブルが起こったり、

閑散期でお客さんが減ったりしても、

この「固定費」は払わなければならない訳です。

 

(※売上は大きく減りますが…)

 

ですが、このリスクを避けるためだけで、

一人ですることを選ぶのも”決して賢い選択ではない”訳です。

 

 

一人でやるなら自宅兼サロンのような
場所でいいので固定費は大きく減少しますが、

 

自分が病気やケガで動けなくなってしまったら収入もゼロになる訳です。

リスクを避けるだけだと結果的に「別のリスクも背負うことになる」訳なんです。

 

 

どのリスクなら排除できるのか?

 

 

ですから、

『ビジネスモデル』
きちんと考えなければなりません。

一人でするなら必要な売上は減りますので、

 

 

例えば、

多少単価を上げてお客様を何割か切っても、

一部のファンが残れば十分にサロン運営ができます。

 

 

そうすると時間に余裕ができるので、

そこで、別の売上を作るための「仕込み」をやればいいのです。

サロン経営は施術だけでお金を稼がなきゃならん…

 

なんて”ルールはどこにもありません”。

 

 

・外注の美容師を集めて派遣の元締めをするとか、

 

・同業サロンに技術を教えて講師料やコンサル料を取るとか、

 

・サプリメントなどの消耗品を販売して毎月の固定収入を増やすとか、

 

自由に動ける時間が増えれば色々な収入の入り口を
作ることができる訳です。

 

 

スタッフを減らしたりサロンを減らしたりといった動きを
単純に「縮小」としか捉えられないようだと、

常に何らかのリスクを背負い続けることになりかねません。

 

 

どのリスクなら自分の動き次第で排除することができるのか?

この選択をする打ってつけの時期と言えるかもしれないです。

 

今一度、「最善の方法とは?」を考え続けたいところ。

 

 

 TODAY'S
 
要点チェック☑

 

 

チェック1 貴方にとって、『サロン経営のリスク』とは何でしょうか。

 

チェック2 単純に『縮小する事』、全てがリスクを減らすことでもない。

 

 

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