【同じ体験のサロンリピーター】を増やすのは危険
昨日からディズニーシーに来ております
年明けの翌週木曜日からは本格的にお仕事開始です!
強風と冷たい風の影響でディズニー三昧!というわけにもいかず、
シーの中でメキシコ料理とカフェ三昧な1日でした
そんなディズニーシーから「リピート」について発信してみたいと思います
ディズニーシーの【リピーター】とは?
私が初めてディズニーシーを訪れたのは、30代になってから・・・・
家族旅行でした
ディズニーホテルの目の前で写真撮影!
びっくりするくらいホテルの質の高さに驚愕したのを覚えています
また、最終日はディズニーランド近くのショップにてお土産を買いまくる!
数日間ディズニーワールド一色を堪能しました!という事で、
「ディズニーランド=リゾート&世界観」という図式が私の頭の中に出来上がるワケですが・・・・
さて、滞在したディズニーシーのホテル
もしも、リピーターに力を入れるということを想定したら
『来年のお正月も・・・・』とついアピールしてしまう事が多い
とおもいますが、
ここでは、その考え方、ちょっと危険です!
【リピーター創り】の危険な発想
「今年のお正月、ディズニーリゾートとして来られたお客様に、来年のお正月もお越しいただく」
このリピーター創りの発想は、ちょっと危険!
私の経験で言うところの【同じ体験をするリピーター】
つまり、【同じ商品やサービスを同じ目的のために購入して頂く方】
この【同じ体験のリピーター】を創る発想
実はサロンビジネスにおいても一番難易度が高い仕組みに当たります!!
なぜかと言いますと、【同じ体験のリピーター】になって頂くためには
【どこにもない商品・サービスであり続ける事】になるからです
ディズニーシー以外にもテーマパークリゾートはたくさんあります
その沢山のライバルと比較された時、
ディズニーが【どこにもない商品・サービス】であり続けなければならないのです
つまりは、”どこにもない何かを常に生み出すために、先行投資が必要”となるからです!!
ディズニーのように研究開発に数百億円を投じる事ができる大企業であればよいのですが、
美容室がこの【どこにもない商品・サービスであり続ける】を常に継続する事は考えても至難のわざです!
それでは、美容室はどこに目を向けた【リピーター創り】を実践していけば良いのでしょうか?
【同じ商品・サービスのリピーター】ではなく
【違う商品・サービスのリピーター】を狙う!
「リピーター創りをする!」と決めて、「同じ商品・サービスのリピーター」をどうしても創りたくなるもの!
ですが、先ほどもお話ししましたとおり「同じ商品・サービスのリピーター」を創るのは厳しい道のりです
なので、そちらではなく【違う経験のリピーター】を狙うのです
例えば、
「ディズニーリゾートとしてのホテル」に大満足した私
その後いくつになっても、毎年1回は家族とディズニーに行っております
そんなある日、ホテルで1枚のポスターを目にしました!
そのポスターは、家族でホテルのディナーを楽しむ姿
子供が誕生日でしょうか?子供を中心として写っている写真に
「家族でディナー!ディズニーリゾート」という(ホント曖昧な記憶ですが・・・・)
このようなコピーが踊っていました
それを見た私は
『ディズニー近郊のホテルでもミッキーやミニーを囲んで誕生会ができるんだぁ。へー』
とちょっと感動しました。
コレを見た私は、
翌年、子供の誕生日にディズニーホテルに出かけました。
つまり、これが「違った体験のリピーター」創りになります
【違う商品・サービスや経験のリピーター】
に注目する
友達や家族とディズニーリゾートとしてのディズニーワールドに出かける。
コレを繰り返すのが【同じ体験のリピーター】
友達や家族とディズニーリゾートとして出かけたディズニーワールドに、
家族の誕生日にミッキーやミニーちゃんとお祝いをしに出かける。これが【違った経験のリピーター】
この【違った体験のリピーター】に目を向けると、
リピーター創りの伸びしろや可能性は大きくと広がってきます
よく言う、美容メーカーから
「うちはリピーターって創れないよ・・・」
ということをよく聞くのですが、
これって【同じ体験のリピーター】しか見てないんですよね!
毎年、シャンプー台を買うお客様は残念ながら殆どいらっしゃらないと思います
しかし、シャンプー台を購入後、
『忙しいのでシャンプー台下の清掃やカルキチェックをお願いしたい』と
お考えの方は沢山いらっしゃる筈だと思います
このような【違った経験のリピーター】に目を向けてみるです!
【違う商品・サービスのリピーター】
を見つける切り口とは
【違う商品・サービスのリピーター】を見つけるためには、
色々な切り口でその商品・サービスを見つめなおしてみる事が大事になります
以下に切り口を列挙げさせて頂きました
・【会社向け】⇔【個人向け】
・【自分向け】⇔【他人向け】
・【仕事向け】⇔【プライベート向け】
・【美容室】⇔【家】
・【その場で】⇔【家で】
・【自分向け】⇔【プレゼント向け】
・【朝向け】⇔【夜向け】
・【トリートメント向け】⇔【洗い流さないトリートメント向け】
是非、皆様のサロンビジネスに【違う商品・サービスのリピーター】をどうぞ!
要点チェック☑
☑チェック1 大手サロンと同じ商品・サービスの提供は、小さなサロンでは手を出さない!
☑チェック2 小さなサロンでは、大手サロンと違う切り口を探してみましょう!