【商売の基本】「弱点」をさらけ出せ。
昨日は、美容室を営む経営者様と
スタッフと3人で打ち合わせをしていたのですが、
「美容ディーラーの方って派手で怪しい方が多いですよね」
という話になりました。
自分自身も美容ディーラーとして
なんだか複雑な心境ではありますが、
概ねで同意(笑)。
確かに、美容系のイベントや展示会
合同での勉強会などで訳の分からない人、たくさんいるんですよね…。
ただ、そんな中でも自分のことは信頼して
くれているようで、
「清水さんはフラットですよね!」
というのが、その理由でした。
美容師さんの言うフラットとはなんだろうかと…
いろいろと考えてみたところ、
多分「マイナス面もハッキリと口にするところかな」と
コレが重要みたいですね。
経営者の皆さんは、良い話も悪い話もたくさん情報として入ってきますから、
甘い言葉やうまい話にカンタンに乗っかるほど
単純?ではないです。
「必ず利益が出るし、リスクも全く無いですし…」
なんて言われると、まず疑いから入るのが当然な訳ですから。
ところが逆に!
「○○なケースは、全く成果が出ないことがありますので・・・・」
とマイナス面を提示してしまった方が
話が早い訳なんです。
「この資料の❶~❺まで全てノーリスクです!」
なんて伝えると、お客さまは「ほんとかな~」と粗探しを始めます。
「❶~❺のうち、この❸番の部分だけはリスクがあります」
と伝えますと、
「❸以外は大丈夫なんだな!」
と無意識に思ってくれるものなんです。
そして、最後に❸番のリスクに対してどうやって”対処”するかをしっかりと
説明し、最終的に納得してもらうことで、スムーズな商談になる訳です。
変に「全てを良く見せよう!」と考えてしまうと、
かえって”信頼”を得にくくなるということです。
まぁ~、ホントは頭でわかっていても
いざ!お客さまの前に立つと、
自社の商材の弱い部分は包み隠したくなるもの。
つまりこういう時こそ、
「弱み」をどう見せてどうカバーするかまでしっかりと考えて、
お客さまに提案をするように心がけましょう!
要点チェック☑
チェック1 「自分がどう見られているか?」チェックできる方法ありますか?
チェック2 商品を良く見せる工夫よりも、弱点をカバーする工夫に心がけましょう!