【地域商品券】を一時的な感情で終わらせないために
今年,自分の大きなテーマの1つとして 【地域独自の商品券】にまつわる紹介です!
地域商品券とは、都道府県や市町村が独自に発行する商品券
地域ごとに使用する事を前提としている商品券で、
例えば低所得者に一律2万円分の商品券を支給するというものです
市町村から郵送で支給された商品券は、
使用されると再び商店街の店舗から窓口に持ち込まれ、
現金化されます。
カンフル剤の弱点は『一時的!』
この『地域商品券』、商業エリアに流れたお客様を地域の商店街に向かわせる、
とても思い切った消費マインドを喚起させるカンフル剤としては、おおきな効果をもたらします
しかしです!
事前準備をしないでこの商品券を発行してしまうと、
商品券を消費し終わったお客様が再び商業エリアに流れたり、
消費マインドが収縮してしまう可能性すらあります!!
本来は、「地元消費への回帰」という目標が成し遂げられずに、
一時的な消費に終わってしまう恐れが非常に大きいです!
ここで、この『地域商品券』を一時的なもので終わらせないために、
どんな対策を取る必要があるでしょうか?
様々な対策がございますが、
今回、とても分かりやすい対策を1つをご提案いたします
【地域商品券】で顧客の感情を突き動かす
お客様は基本的に【見込客】→【切替戦略】→【継続戦略】
の3ステップでリピーター化されていきます
それぞれのステップ段階での特性や対応方法は既にブログで
発信しておりますので、以下をご参照ください!
☟こちらになります☟
【地域商品券】は、この3ステップのうち、どの位置に
おおきく影響するでしょうか?
もちろん言うまでもなく、答えは【切替戦略】ですね!
【切替戦略】のお客様は「モッタイナイ」という感情が働きます
「せっかく【地域商品券】をもらったのだから、これを使わなければモッタイナイ!!」
この様な感情に突き動かされ、
普段行くことのないお店又は行きなれたお店でも
普段買ったことのない商品やサービスを消費するのです!
前述のとおり、この消費で終わってしまうと一時的な消費に
なってしまう可能性が高いわけですね!
そこでです!
【切替戦略】をもう一押しします
更にもう一回、「このお店で消費を行わなければモッタイナイな!」
という感覚を持ってもらい、足を運んでもらうのです
【地域商品券】でおススメするべき商品?
ここでオススメしたいのがズバリ「継続性のある商品」です!
例えば限定会員サービスや、はやりのサブスクリプション(定期購入の前払い)
ただ売って終わってしまう取引ではなく、
必ず次に繋がる商品やサービスを提供するのです
お客様は「お得な商品券なのだから」と少々お財布の紐が緩んだ状態
このチャンスに!という事で、これらをご案内してみるのです!
そして、必然的に訪れる次の機会をずっと待ちます
次のチャンスには2度目という安心感もさらに手伝い、
お客様の距離感が少し縮まっている筈です
この段階で、次の一手【継続戦略】の手を
(ニュースレターやLine公式アカウントで継続コンタクトを図る)
打つのです!!
「この【地域商品券】を使わなきゃモッタイナイな!!」というだけ
の理由で訪れたお客様にいきなり【継続】の戦略を
展開することはあまりオススメできません!!
なぜなら【地域商品券】を消費する事が一番重要なので
まだまだ警戒心が残っていると思われるからです!
是非、『確実に次に繋がる』商品やサービスを【地域商品券】でお買上頂き、
何回か接触してから次のステップの【継続】戦略に変移するように
この導線を意識してみてください!
要点チェック☑
POINT①:地域商品券で、見込み客の感情を誘導してもう一度足を運んでもらう商品を用意しましょう!
POINT②:警戒心を解くためにも継続戦略の継続サービスでコンタクトを取り続ける