【美容 見えない努力】美容師の才能は、あきらめないで「やり抜く力」にある
美容師の才能は、「あきらめないでやり抜く力」にある
美容師においてもそうですが、「物事を成し遂げるための重要な要素」の中に、
・才能
・やり抜く力
が必要だと思っています。
私たちは普段、成功者や勝者を見る時、「ああ、才能があっていいなあ」と思います。
なぜでしょうか。
努力を評価するよりも、「能を評価した方が自尊心が傷つかない」からです。
成功者と自分を比較すると、劣等感を感じ、自尊心がとても傷つきます。
成功の原因が「たゆまぬ努力」とするならば、「努力をしつづけさえすれば成功できるのに、
努力をしていない自分」を感じてしまい、さらに自尊心が傷つきます。
そのため、自己を正当化するために、成功の要因を才能に求めてしまう、ということになります。
『やり抜く力』とは、アメリカの陸軍士官学校で行われた実験では、過酷な訓練に耐えきる人の特性は、
入学試験の成績は全く関係がなく、「情熱と粘り強さ」であった、と結論づけられています。
また、ハーバード大学で行った実験では、ランニングマシーンで走らせる実験を日々行い、その後の人生でどれだけ成功したか、を追跡したところ、「学生時代にランニングマシーンでどれだけ走ったかを見れば、その後の人生における成果を正確に予測できる」と結論づけています。「やり抜く力」が人生において、いかに大きな力を持っているか、ということです。
確かに、私も美容室の美容師を3年間、色々な人を見てきました。仕事一つとっても、
・「この程度でいいや」
・ちょっとやってみて、「やっぱりだめだったか」と諦める
という人と
・最後まで諦めずにやり抜く人
とでは、一つ一つの仕事で少しずつ差がついていき、何年もたつと、
大きな差となって明暗が分かれる、ということがわかります。
だれもが諦めそうになった時、「もう1回やってみよう」「もう少しだけやってみよう」と
チャレンジすること、それでもダメだった時に「最後にもう1回だけやってみよう」と
最後まで諦めない力が重要なのだと思います。