【美容室 オーナーの悩み】「スタッフが指示待ち人間で困る」というオーナーほど「ブラックボックス」
【「問題」はオーナーの自己投影】「スタッフが指示待ち人間で困る」というオーナーほど「ブラックボックス化」に悩んでいる現実
ブラックボックス化に悩む前にやるべきことをやる
臨店講習をやっていると、ある傾向が見られます。
「部下が指示待ち人間で困る」というオーナーほど
自分の業務を他人に説明するのが下手なんです(笑)
指示されなくても動けるスタッフというのは
仕事の全体像やプロジェクトの完成形がわかっているから
次の作業を自分で見つけられるわけです。
そもそもの全体像や完成形が伝わっていなければ
スタッフとしては察しようがありません。
コンビニの店員みたいに役割が明確な仕事ならいいんですが、
美容イベントで集客して、フロント商品からバックエンドにつなげて、
そこから派生するこのサービスがこうなって・・・・
という複雑なビジネスモデルが「オーナーの頭の中だけ」にあるというブラックボックスだと困るわけです。
(いや下手すると、オーナー自身も全体像がわかってなかったりして・・・)
「俺様だけがカラクリを知っている」というなら、1つ1つの作業をはっきり指示する必要があります。
「自分で考えろ」というなら、業務の全体像を明らかにする必要があります。
「(わかんないけど)自分で考えてみました!」
「ちがーう!そうじゃなーい!やり直し!」
こんな手戻りで長時間残業を引き起こしていませんか?