【美容師 仕事を辞めたい時ランキング】美容師の悩み「辞めたいと思う時」ほど、人は満たされたい

美容師の「仕事を辞めたい時ランキング」は、実は「何も満たされていない時ランキング」でもある説



美容師 職業


 

人は満たされていないと離れていく

 

ビズヒッツが「美容室の会社を辞めたい時は?」というアンケートの

ランキングを発表しました。







1位は

「職場の人間関係が悪いとき」




2位は

「理不尽な扱いや叱責を受けたとき」



3位は

「仕事量や残業が多いとき」




4位は

「給料が安いとき」



5位は

「上司と合わないとき」

 

 

といった内容でした







「人間関係」か「待遇」を理由にする声がほとんどですね。

この結果をバカ正直に捉えると、「みんなの仲が良い職場を作らなければ…」

「もっと給料や休みを増やさなければ…」

と、経営者としては考えてしまいがちですが、果たしてそうでしょうか……。








給料を上げたり休みを増やしたりすれば、その瞬間、スタッフは

凄く喜んでくれるんですが、待遇改善による


感謝の気持ちって全然続かないんです。







明らかに相場より高い金額をあげていても、

より高い給料の会社と比べて不満を持つようになるもの。







また、人間関係にしても、全員が仲良くなるって

ムリじゃないですか。人間には合う合わないがあるのが当たり前ですから、

 

 

仲の良くない人が職場にいたら辞める……。

というのが本当なら誰も職場に残らなくなりますよ。








つまり、「会社を辞めたいと思う時というのは?」と質問をされた時に

考えつきやすいのが待遇や人間関係なんであって、

コレが本当の理由とは限らないってことです。








わたしも以前はこういった統計を鵜呑みにして、

スタッフがガンガン辞めていった時期があったんですが(笑)、ある先生に教えて頂いた

辞める本当の原因の一つが「承認欲求が満たされないこと」ですね。

要は、待遇や人間関係より「認められている」と

感じられることの方が、重要度が高い場合が多いんです。










この「認められる」という感情は

上司や同僚だけでなく、お客様からも得ることができます。

「アナタがいるからこのお店に来ているのよ」なんて、お客さんに

言ってもらえようもんなら、多少給料が安かったり

嫌いな上司がいたりしても仕事を続けたいと思うもんなんですよ。










ですから、離職率を下げたいのあれば、スタッフが

「自分は認められている」と感じられるような環境づくりが非常に重要です。





美容師 面接





新規客よりはリピーターの方が承認欲求を

満たしてくれやすいので、リピーターの割合を増やす

仕掛けをしてみるとか、社内でお互いを評価し合う仕組みを作ってみるとか、


感情の部分を満たす方法を考えた方が効果的ではないかと。










給料を上げる、飲み会を増やして表面上の付き合う機会を増やす、

こういった安易な方法ではなかなか離職率の改善には

つながりませんので、注意が必要ですね。

 

 

 

最後にまとめです

本日のポイント

 

・経営者は「目先の仕事」を追うのではなく、「重要度が高く、後回しの仕事」を優先すべし

 

・承認欲求を満たしてあげるのは、スタッフもお客様も同じ目線で接することが優位性を築く

 

 

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