【解禁 3月13日】お客さまの「ソーシャル」を理解する
お客さまの『ソーシャルスタイル』を理解していない理美容師さん
美容師さんとの会話を聞いていて、
「自分のルール」でコミュ二ケーションを測ろうとする方を時々見受けますが、
「相手のルール」でお話できない方は、どうすればいいのか？
まず、お客さまに寄り添うには、「相手のルール」でものごとを考えること。
そのルールを見つけるための地図、それが「ソーシャルスタイル」なのです。
ちょっと「やりにくいな」と思うお客さまには、
ソーシャルスタイルで接客してみてください。
自分が思っている以上の実力がきっと発揮できるはず。
試してみることで、
驚くほどお客さまの反応も違ってきます。
【４つのソーシャルスタイル】
ドライバー型
イエス・ノーが早く、クールで押しの強い人
・感情（表情）は出ない。早口で淡々とじぶんの意見を言う
・せっかちで負けず嫌い。目的のためには、厳しい判断も辞さない
【有名人の例】
本田圭佑 、 イチロー 、柳生 正、ビートたけし
【接客上の留意点】
・ビジネスでは、ビジネスライクがベスト
・結論から話す
（結論→理由→具体例）
・スピードを優先する（合理性を優先する）
・提案する際は、相手の意見を反映させる
※事前に関心を確認しておくこと
エクスプレシッブ型
サービス精神が旺盛で、ノリで話しがちな人
・感情（表情）は出る。早口
・明るい雰囲気、
自分の思いを思いつきで話す
・ノリを重視。注目されたい。
新しいこと、話題性のあることが好き
【有名人の例】
長嶋茂雄、明石家さんま
【接客上の留意点】
・話題になることに関心が強いので、提案の際には「おもしろさ」「新規性」を訴求する
・「面白い話ある？」とたずねる傾向がある。ささいなことでもいいので答えられるようにする
・関心が冷めやすいので、ご契約や店販の際は、早い段階（その場がベスト）でいただく
エミアブル型
イエス・ノーを明確に言わない柔和な人
・感情（表情）は出る。話すより聴く。
明るい雰囲気で人の話を聴く人
・人の気持ちや全体の調和を重視。平和志向。
礼儀や道徳を重視
【有名人の例】
小堺一機、稲葉篤紀
【接客上の留意点】
・柔和な雰囲気を好む
笑顔、雑談も大事
・気配り、心配り、思いやりを大切にする
粗雑な人は苦手
・スピードより「人のきもち」を優先する
・提案をする際、誰かに喜ばれる提案であることを伝える
アナティカル型
物静かで、筋道を大事にする人
・感情（表情）は出ない。
話すより聴くことが多い人
・データや情報、理論、法則を分析し、独自の見解を持つことが好き
【有名人の例】
又吉直樹、石破茂、稲盛和夫
【接客上の留意点】
・静かで沈黙が多い。相手のペースに合わせることが大切。沈黙も少し待つ
・ノリや雰囲気で押し切られることを嫌う。
じっくりと話を聞く姿勢が大事
・慎重に。何かを決める際は、「実例・データ」を見て、理屈を組み立てる
・提案する際は、相手の「大事にする理屈」に合った提案であることを伝える
（事前に関心ごとを確認しておく）
いかがでしょうか。
あらゆるお客さまと接客する際、
このマトリックススタイルを理解して、会話を楽しんでみてください！
アメブロ！があなたのお仕事に少しでも役立ちますように…
