【2022年 記事ネタ】 ターゲットを絞る前に準備が大事?
前回の続きです、
サロンでおこなったサポートについて
事例を含めてしっかり共有をさせて頂こうかと。
今回のメインテーマは、
「他サロンとの差別化を図るための切り口をどうすべき?」
という話です。
差別化の手段については色々な種類がありますが、
皆さんもよくご存知の
『ターゲットを絞る』ということです。
「○○○○の専門店」
「△△な人のための美容室」
というスタイルを取ることができれば
一応はその道の専門家という印象を与えることができますので、
提供するモノやサービスに合ったお客さまが来店しやすくなります。
専門店であれば単価を高くしても
商品やサービスを買ってもらえるというメリットがあります。
ですので、これは自分のようなディーラー業に限らず、
Web広告やホームページの制作を
生業としている方々でもよく口にする言葉なんですよ。
ただし、ターゲットを絞る戦略には
当然ながらリスクもある訳で、
「ターゲット以外の見込み客」は逃げることになります。
ごく一部の見込み客にアプローチするということは、
”それ以外の方を捨てる”とも言い替えることが出来ますので、
場合によっては客数が減ってしまうことだって大いに有り得ます。
さらに、
そのターゲット設定がうまくはまって一時的にでも
集客に成功したからと言って、
元々は、ニッチな市場でのお客さまの奪い合いになる訳ですから、
せっかく来てくれたお客さまを囲い込む仕組みができていないと
アッという間に見込み客が枯渇することだってあり得ます。
つまり、
「ターゲットを絞る」こと自体は大切なんですが、
「集客がうまくはまりそうな層にだけターゲットを絞る」
という考え方は、結局はうまくいかないことが非常に多い。
来店されたお客さまに対して
・最初に○○を販売して、
・次に△△を受けてもらって、
・お客さまの教育が進んだところで
・□□に誘導していく……
といったフローをあらかじめしっかりと
作成しておくべきで、
「このフローに最後まで乗ってくれる可能性が高い人をターゲットとして設定する」
という順番で考える必要が重要です。
ここが抜けおちている状態でいくらターゲットを絞っても
いたずらに見込み客を減らしてしまうだけで
なんの成果も見込めないでしょう。
ここがポイントで
ターゲット設定は”考える順番に気を付ける”ことです。
まとめ1 「ターゲットを絞る」だけに注意を注いでいませんか?
まとめ2 ポイントがズレていると、効果は生まれませんよ!