〔起業 創業 開業 スタートアップ〕 今、強みが無くても「ブランド化」はできる
〔起業 創業 開業 スタートアップ〕 強みが無くても「ブランド化」はできる
SNSでの発信を積極的にしている農家の方からの情報です。
農家でそういった動きをしている方は非常に少なかったので・・・今回はブログに掲載させて頂きました。
昨年はSNS配信のお掛けで通販での売上が
一気に伸びたそうなんですが、コロナをきっかけにどこの農家も通販に力を入れ始め、
今は泥沼の価格競争に突入しているとのことでした…
その方は価格競争には付き合わず、自社のブランド化を
進める方向で考えてらっしゃったので賢いなぁと思いましたが、
経営が圧迫されている農家さんも多いんでしょうね…。
この経営が圧迫されている状態を脱する方法は
いくつかあると思いますが、
個人的には価格競争に付き合うのだけは絶対にNGだと思います。
もちろん、薄利多売をした奥で利益を得られるような「仕掛け」があるなら
話は別ですが、「安くしないと売れない!」という理由で
値下げを始めたら地獄しか待ってません。
「でも、安くしないと売れないんですよ!」
とおっしゃる方は、根本的に勘違いをしています。
「1円でも安いモノを買いたい」という人をターゲットにしているから、
安くしないと売れないだけです。
通販で買えば2,000円のトリートメントも、有名美容室で頼んだら5倍以上する訳ですよ(笑)。
それでも喜んでしてもらう人が世の中には大勢います。
「安さ」に価値を感じない人をターゲットにすれば、価格競争に付き合う必要はないんです。
では、何に価値を感じてもらえばいいのか??
先ほどの農家の例で商品に付加価値をつけるとなると、
「ブランド化」というのがイメージしやすいですよね。
▼ 小さな美容師の価値の見つけ方 ▼
ところが、多くの方がブランド化って「高品質なモノを作る」ことだと
勘違いをしています。
その理論でいくと、
『高品質な商品を作ることのできない農家は付加価値をつけることができなくなる』
じゃないですか・・・。
そんなことはありません。
考え方としてわかりやすい例を挙げると、日が出る前に起きてひたすら農作業をする様子を
YouTubeなどで毎日延々とライブ配信したとします。
早い時間から農作業をしている農家さんって珍しくないかもしれませんが、
一般の人はその光景を見ることってありませんよね?
ですから、YouTubeなどを開く度に農作業を頑張っている姿がずっと流れ続けていたとしたら、
それが農家としては当たり前のことで、特別すごい野菜や美味しい野菜を
作っていないとしても、「この農家すげー!」と、素人は感じる訳ですよ。
その頑張っている姿を少しでも応援したいと思ってくれた方は、
少々値段が高くても野菜を買うでしょうし「こんなに手がかかっているならきっと安全だよね」
と思ってくれた方なんかもその野菜をきっと選んでくれるはずです。
農家からの視点だと「いや、どこも同じような感じなのに……」
と、何に価値があるのかピンとこないかもしれませんが、
実際に作っている様子を何日間も見続けたとしたら、
その人にとってそこは「特別な農家」に変わっているんです!
コレだって、『立派なブランド化』です。同業他社と比較して、何か優れた部分がないと
高く売ることができないとか、ブランド化ができないということはないので、
『何に価値を感じてもらうか?』を、考えることが大事だとおもいます!
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