そのチラシ 「ちょっと待って」
昨日、地元で配る商品チラシを
自分で制作しました。
今はちょっとネットで検索すれば使えるテンプレートが
たくさん出てきます。
また、素人でも使いやすいソフトが安価で買えるので
自分で作っているサロンさんも増えているのではないでしょうか。
特にデザインのセンスに自信があるような方は、
「外注費が高いから自分で作成した方がいい!」
という考えの方もきっと多いはず。
でも、それって「ホントに大丈夫ですか?」
そもそもチラシの目的って、
「オシャレなデザインにすること」ではない訳です。
お店の”商品やサービス”をなんらかの宣伝で
告知や集客をするためのもの。
その目的に沿ったチラシ制作をするというのは
ハッキリ言ってそんなカンタンなことではありません。
例えば、
代表的なライティングの技術として
「PASONA」の法則
が一般的ですが・・・・。
まずはじめに相手の購買意欲をかきたてる。
P:Problem(問題提起)
「お客さま、△△なことでお困りでは?」といった
人が潜在的に困っていることを明確にして問題に気づかせること
A:Affinity(親近感)
「そうなんです!△△で嫌になりますよね~」といった
相手に共感してもらえるような文章形式
S:Solution(解決策の提示)
「お客さま、△△なら解決できますよ!」
とサロン商材が問題を解決できる根拠を示す
N:Narrow down(限定、緊急)
「今ですと、限定〇名に△△の特典が…」と
特別感や緊急性を演出する
A:Action(行動)
「今すぐ!△△をスタッフまで!」と
次の行動を呼びかける
このフローによって作られている広告やチラシが
世間には非常に多い。
さらに、
お店のことを全く知らない層にこのチラシを渡すのか、
コミュニティなどの人間関係がある程度できている層にこのチラシを渡すのか、
それとも
浅く広くお客さまを集めたいのか、
逆に
狭く深くお客さまを集めたいのか、
など、いろいろと考えますと
「ターゲットや目的が違うと構成や文章が大きく変わってきます」
ご自身でチラシの制作をしている方は、果たしてそこまで考えているのでしょうか?
見た目だけの”スタイリッシュなチラシ”で、
正直、効果が伴わないと全く意味がありません。
つまり、「餅は餅屋」。
広告費の削減ばかりを考えずに専門家の力をもっと使うべきです。
チラシどころかホームページまで自分で作ってしまう方が増えていますが、
果たして本当にそれって”目的”に沿ったものになっているのでしょうか?
作成すること自体が目的になっていないか、是非一考ください!
STEP.2要点チェック☑
チェック1 お店のチラシやホームページ、集客しています?
チェック2 ターゲットに合った集客方法出来てます?