それは「モテない男のアプローチじゃない?」っとポツリ。
「モテない行動」を取っている店長が倍増
先日、2年前から関わらせて頂いております美容室の店長さんと
個別のミーティングをいたしました。
お客様にとっての「付加価値」をどうやって提供すればいいのか?
についてお話しました。
その店長さんは、すごく熱心に美容室のことを考えておられて、
「顧客にアンケートをとってサービスの改善点を集めては・・・?」
という取り組みをしようとしていたんですが・・・。
やんわりと・・・止めました。
相手が不特定多数の一般消費者である
「BtoC」のビジネスでしたらそれもアリかなと思うんですが、
既存のお客様と長期的に付き合うような
モデルになりますので、あまりオススメできないかなぁ~と。
例えていうなら・・・。
「それはモテない男のアプローチじゃないのでは?」っと。
お伝えさせて頂きました。
アンケートを取ってしまうと、クレーム等にも
対応しなければならないといった側面もありますが、
それよりも「言われたことをやる!」という”御用聞きスタイル”では、
信頼なんて得られません!とわたしは思ったんですね!(ハイッ)
「プレゼントは何が欲しいの?」と相手に聞いて
言われた通りの物を渡すよりも、
普段の行動や生活習慣をしっかり見て、相手が本当に必要な物を自ら選んで渡してあげた方が、
確実に喜ばれますよね?
最悪、それが外れていたとしても(笑)、
自分なりの根拠を持って真剣に選んだ物であれば、その姿勢って相手に伝わる訳ですよ。
アンケートを取るってのは顔の見えない相手だから成立することであって、
継続的に付き合っている相手に「何が欲しいですか?」と聞くのは、
見方によっては「考えることをサボった行為」と捉えることもできるんです。
わたし自身も少数のセミナー終了後にアンケートを記入した経験がございますが、
それは大抵バックエンド商材の申込用紙も兼ねているので・・・。
「みんな一斉に書き始めたから、自分も申込しようかなぁ…?」
と、プレッシャーをかけるという目的もあったりしますのでね!(ああいうアンケートは)
『お客様の声を集める』って、すごく聞こえが良いのですが、
相手のことをきちんと考えれば「必要なモノっ」て
だいたいわかるはずですよ!
ただ言われたことをそのままやるのではなく、先回りして
必要なモノを用意しておく。
この考え方は忘れないでおきたいですね。