研修を成功させる2つのポイント
昨日は取引先の美容室の経営者とスタッフさんに対して、
研修をおこないました
研修は主に原理原則を活用したマーケティング・販売・採用の
指導をすることが多いです
今回も商品の販売に関する内容を実施しました
研修自体の内容ももちろん大事なことなんですが、
それよりも自分的には内容とは別に二つのポイントに重点を置いてしています
一つ目は
研修そのものを『楽しいと思わせる』こと!
「社員研修をやりますよ!」と言われても、ウキウキしながら
やって来る人なんて本当に一部のひとしかいませんから・・・
本当に多くの人は「勉強させられること」に対し、マイナスのイメージを
入社時期から植え付けられているので、その延長で何となく気が重い状態で
研修の場にやってくるのが当然というえば当然かもしれません
そんな受け入れ態勢の時にどんなに良い話をしても、
相手には響かないですよね
ですから、わたしの場合は研修をする際に、
1⃣「のび太型」2⃣「ジャイアン型」3⃣「スネ夫型」4⃣「しずか型」のタイプ分け
をしてから馴染みのあるキャラクターで
日常生活において誰もが「あるある」と感じている認識からはじめます
先日のブログでも『例え話を多めに盛り込んだりするんですよ。』ということを
発信しましたが、親しみやすさや笑いの要素を散りばめることによって
相手の心のカベを壊し、
「今回の研修は楽しく受けられそうかも?」と、頭の中で潜在的に
思ってもらうことがとても重要になります・・・
忘れた人の為に☟ 『下手な例え話より、事例を・・・』 読み直しにどうぞ☟
「勉強=つまらない」というガッチガチの方程式を破壊することが先決
そして
もう一つのポイントは、
『業務にどうつながるかをイメージさせること』
このことをどう理解させるかがキーポイントです
いわゆる「仕事ができない」とされる人は、
座学で習ったことをどのように普段の仕事に結びつけたらいいのか?を
自分の頭の中で『考える能力が欠如していること』
がとても多い気がします
しかし、
この解決法はとてもシンプルです!
何かを教えた際には、必ず「皆さんの仕事だとこうやって生かせますよね?」
という例を挙げてイメージさせること!この作業を一回だけではなく
何度も繰り返すことで、
「ひょっとして研修で勉強することは、普段の仕事を良くすることにつながるの?」
と、頭に意識させることが何よりも大切な事なのです
社員研修も同じような事が言えます
「上司が受けろって言うから、仕方なく行って時間が過ぎるのをただじっと待つだけの行動」
と、認識している人が想像を遥かに超えて多いと感じております
研修とは、『楽しそうだと思わせて心の扉を開いてから、
普段の業務にどう生きてくるかを具体的なイメージを伝えまくる』ということに尽きると言えます
ここまでしてやっと、「研修ってもしかして本当は意味があるのかも?」
と、認識が変わることで、スタッフさんの行動にも変化がある訳です!
このことを理解しないで昔からの、つまらない講師の話は
スタッフさんにとってはホントに地獄以外何者でもないですよ!
『聞く態勢ができていないこと』を前提条件に
研修の組み立てかたができる講師を選ぶとよいですね!