イケメン美容師 計算されつくした驚きの接客術
『凄腕 美容師』 計算されつくした驚きの接客術
昨日、初めて行く美容室で店販商品見ておりました
そこまで大きくない店舗にお客様が頻繁に来ていて、
そこそこ密になってましたが(笑)、繁盛するのも納得しました・・・。
きちんと「商売」をしてましたね
▼ 選ばれる美容室の作り方 ▼
お店のフロントにまで予約の列ができているくらいなので、
もちろん人気店であることは疑いようがないんですが、たぶん演出もありますね(笑う)
カウセリングの話しを聞いていて、お客さんとの話の速度が
割とゆっくりめなんですよ。
この規模だとセット台に最低でも二人はつくのが普通だと思いますが、
どれだけお店が混んでも対応するのはずっと一人。
その一人がカウンセリングをしながら、
カットからカラーやパーマなどの施術を全てやるので、
そこまで回転は速くないことも混んでいる一因ですね・・・・。
つまり、混雑を作っているんですよ。
カウンセリングを受ける席と会計をするレジカウンターは分かれていて、
入り口近くにある会計用のカウンターではウェルカムフレッシュドリンクをサービスしています。
(しかも結構強めに推していました!)
すると、待っているお客さん達は、フレッシュドリンクを飲みながら
待つことになります。
あれは飲みたくなっちゃう(笑)。
しかも、混雑している店の中が窓からみえるので、
通りすがりの人や車もその光景を見て集まってくる。
そもそも日本人は行列が好きな民族なので、
(多くの人が選ぶ=良いお店と、思い込んでますからね)
ウェルカムフレッシュドリンクのサービスで気持ちが上げるだけでなく、次のお客さんも引き込んでいるんですよ。
さらに、店内で椅子に座って並んでいると、必然的に「待つ」
時間が生まれますから周りを見ますよね?
そこには手に取りやすいホームケア商品などのセット商品が、ズラッと用意されてる訳ですよ。
しかも、ただ置いてあるだけでなく、子どもの喜びそうなパッケージデザインの
モノがあったり、
商品のを利用された直後の写真やポップがきちんと作ってあったりするので、
列に並んでいる人がそれを見て思わず手に取ってしまうんですよね。
客単価はさらに上がってます・・・
また、「ごめん」と書いたシールの販売をしているのも地味に凄いと思いました。
要は「ケンカをした時はここで可愛いパッケージのヘアケア商品を買って、
ごめんシールを箱に貼って持って行ってはどうですか?」
という買うシチュエーションの提案をしているんです。
コレが一度目に入ってしまったら、今後、ケンカをして相手の機嫌を取りたい時に
「あそこで商品を買おうかな…」という意識が刷り込まれるはず。
誕生日や記念日に花やケーキを買うのは当たり前のことですが、
それとは別の日常生活の中で可愛いいパッケージのヘアケア商品やいい匂いのシャンプーやトリートメント
を買う状況をイメージさせているんですね。
いやー、「めちゃめちゃ作り込んでるじゃないですか!」
もちろんカットも上手ですが、上手な美容師なんてどこにでもいるんですよ。
職人さんはどうしてもそこに注力してしまいますが、商売と必要なのはこういった計算です。
同業他店を視察に行くなら、味だけでなくこういった売り方も勉強すべきじゃないかなと・・・。
私もこのような売り方の手法は聞いたことありますが、
さらにバリエーションが増えました(笑)。
あー、良かった。
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