儲けるのがしんどいビジネス 美容室

 

儲けるのがしんどいビジネスモデルの典型的が、

美容系のお店ですね。

 

 

 

このビジネスモデルは
率直に言ってかなりしんどいです・・・。

 

 

 

A美容室の例)

初回格安のクーポンで新規獲得

 

 

コースを販売

 

 

期間が終わったら再度コースを販売

 

を繰り返す形式だからです。

 

 

 

これがなぜ難しいのかと言いいますと・・・

 

「同経験」のリピーターを取りに行ってるからなんですね。

 

同じ商品やサービスを同じ目的で購入するリピートを「同経験」と定義していますが、

 

 

人間には「損失回避思考」があり

 

「他にもっと良い商品やサービスがあったらどうしよう?」

 

と考えてしまう生き物なので、

今使っている商品やサービスに何の不満も無かったとしても浮気をしてしまいがち。

 

 

 

 

つまり、

 

何かの広告や
インスタなどが目に入ると

 

「こっちのサロンの方がもしかしたらいいのかも・・・」

 

と誘惑されてしまうので、

 

 

ずっと継続して同じ商品やサービスを
買ってもらうというのは非常に難しいんです。

 

 

 

 

ということで、

 

最初にサロンへご提案をしているのは「異経験」「時系列」リピーターを作ること。

 

 

 

「異経験」は同じ商品を
別の目的で購入することですね。

 

 

自分が受けてみて
良かったサービスを友人や母親の誕生日などにギフトチケットとして贈る・・・

みたいのが異経験です。

 

(※同じサービスを自分のためではなくプレゼントをするために購入)

 

 

 

 

 

そして、「時系列」

 

『Aを買ったら次にBが欲しくなる!』

 

という仕組みを作ることですね。

 

 

お店で施術を受けて綺麗になってきたら、

次はその状態を維持するためにセルフケアの方法を教えるとかスキンケアの商材を売るとか、

お客様が次に欲しくなる商材に誘導していくというイメージ。

 

 

 

こうして

 

「身近な人へのプレゼントから家で使っているスキンケアの商品まで全部このお店で買ってるし、

普段の施術も今までどおりこのお店で受ければいいか・・・」

 

という状態にお客さまを持っていく。

こうすると結果として「同経験」のリピートも獲得できるという訳です。

 

 

 

 

 

まぁ~上記の例はシンプルすぎるのでこのままだと上手くいきませんが、

こういった仕組みをそのお店の強みや人材や経営理念に沿って変化させ、

 

最適な仕組みを作るのが
わたしのディーラー業の仕事の一つというところです~。

 

(コレ!あくまでもわたしの場合ですが・・・笑う)

 

 

このようなビジネスモデルの作り方がよくわからずに

「とにかくたくさん新規を集めて売りまくるんだ!」

という考え方だとずっと新規営業に追われるしんどいビジネスになってしまいます。

 

 

 

是非一度、ご自身のお店のビジネスモデルを見直してみることをオススメします。

 

 

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