才能は、あきらめないで「やり抜く力」にある
美容師の才能は、「あきらめないでやり抜く力」こそ全て
美容師においてもそうですが、「物事を成し遂げるための重要な要素」の中に、
・才能
・やり抜く力
が必要だと思っています。
私たちは普段、成功者や勝者を見る時、「ああ、才能があっていいなあ~」とつい思っちゃいますよね。
なぜでしょうか?
努力を評価するよりも、「能を評価した方が自尊心が傷つかない」からなんです。
成功者と自分を比較すると、劣等感を感じ、自尊心がとても傷つきます。
成功の原因が「たゆまぬ努力」とするなら、
「努力をしつづけさえすれば成功できるのに、努力をしていない自分」を感じてしまい、
さらに自尊心が傷つくんです。
そのため、自己を正当化するために、成功の要因を才能に求めてしまう
ということなんですね。
『やり抜く力』とは、アメリカの学校で行われた実験では、
過酷な訓練に耐えきる人の特性は、
入学試験の成績は全く関係がなく、「情熱と粘り強さ」
と結論づけられています。
また、ハーバード大学で行った実験では、
ランニングマシーンで走らせる実験を日々行ったところ、
その後の人生で成功したかを追跡したところ、
「学生時代にランニングマシーンでどれだけ走ったかを見れば、
その後の人生における成果を正確に予測できる」
と結論づけています。
「やり抜く力」が人生において、いかに大きな力を持っているか、ということです。
確かに、美容師さんを色々見てきて思うのも
仕事一つとっても、
・「この程度でいいかっ!」
・ちょっとやってみて、「やっぱりだめだったか?」とすぐ諦める
という美容師さんと
・最後まで諦めずにやり抜く美容師さん
とでは、一つ一つの仕事で少しずつ差がついていき、
何年もたつと、
大きな差となって明暗が分かれる、ということがわかります。
だれもが諦めそうになった時、
「もう1回やってみよう‼」
「もう少しだけやってみるか!」
と
チャレンジすること、それでもダメだった時に
「最後にもう1回だけやってみよう!」と。
最後まで諦めない力が重要なのだと思います。