美容師のテイクアウト? 「あったらいいな~」っと考えてみました
「美容師のテイクアウト」からチラシを考える…。
近隣にサロン店がオープンしたので、さっそく行ってきました。
案の定、他にお客さんは一人も無し。(この暑さですから・・・・。)
完全なpraivate salonみたいです…。
カット後にオーナーの人と軽くお話をしていたんですが、
その時の流れでこの近所に住んでいることを
お伝えしたところ、
慌ててサロンのオープンチラシを持ってきました。
さらに、思い出したように
「すぐ近くに系列店もあるので、そちらの施術メニューも持って行ってください!」
と、ペラっとした紙に印刷したメニューをまとめて渡されることに。
”ふとその時”、チラシを見ていて思いました。
美容師の「テイクアウトできます」みたいなのが「あったらいいな~」と思ってしまいました。
もちろん、いろいろな法的な問題があるので難しいこともあるのでしょうが、
高齢者や仕事で多忙な経営者など富裕層や体に負担を抱えた層には、少なからずニーズはあると思います。
コロナで生活様式やモノ有り方・考え方自体過去の振り返りではなく
新様式、新形態などが求められている時代に出来ないからやらないのではなく、
出来るように工夫や知恵を使いほんとうの消費者が求めている
欲求を一部に満たすことが出来ればコアなファンが一定層つくと考えます。
チラシを店の外にもかなり大々的に張り出していたので、
お店としてはそこに力を入れたいのが見えていました。
にも関わらず、こちらから話を振るまで
そこに導くアクションは、ほぼゼロ。
そのアクションもペラペラの紙を
そのまま渡すのみ。「売れたらいいな?」という希望だけで、
売るための仕組みが存在してないんですよ。
コレでは結果は出ません。
声をかけるのなんてタダなんですから、
ご時世的に長時間の会話はしにくかったとしても、
新規のお客さんに来店の挨拶をした際に「お近くにお住まいですか?」
と、一声かけるくらい確実にできるじゃないですか。
近所の人のみを狙うという戦略の是非はさておき、
チラシの営業をしたいなら、相手の情報収集はルール化しなければダメ。
また、コストはかからないんでしょうが、
ペラペラの紙を裸で相手に渡すと、捨てられてしまう可能性が
一気に上がるのは言うまでもありません。
私の場合、昨日は財布だけでカバンすら持っていなかったので、
(近所ほど、そうなるのでは…)
折り曲げて持ち帰ってさらにぐちゃぐちゃになり、より捨てられる可能性が……。
つまり、どういう形で渡せば相手がストレス無く持ち帰ることができて、
家のどこかに飾ってもらい長期的に来店のチャンスを得ることができるのか?
ココを徹底的に考えなきゃならないんです。
さらに情報発信ができるように顧客リストを手に入れれば、
「今ならカラーとパーマが30%OFF!」みたいな情報を流して
来店を促すこともできますし、
働きかけによっては来店したお客さんにアプローチするだけでも、
確実に売上は伸ばせます。
「とりあえず」で始めても成果は出ませんので、
相手が買いたいと思う仕組みづくりには全力を尽くしたいところですね。