貴方のサロンが【追いかけるべきお客様】を見極める方法とは。
新規のお客様をリピーターに変えていくこと・・・。
サロンビジネスに携わる美容師なら誰もが望む理想形。
つまり、新規取引があったお客様に対し、あの手この手でアプローチしていくこと
しかし、日々増え続ける「リピート予備軍」のお客様全員にアプローチをし続ける事は物理的に不可能です。
なので、優先してアプローチすべき「リピート予備軍」のお客様、
つまりは、今日から貴方のサロンが【追いかけるべきお客様】の見分け方をお伝えしたいと思います。
ポイントカードを作らない訳
先日、ランチを食べたお店でポイントカードの発行をお勧めされました。
しかし、残念ながら私はそのお店でポイントカードを作りませんでした。
「次に来店する予定が無い」お店だったからです。仕事で初めて訪れた街で、ふらっと入っただけの飲食店。
次はいつ訪れるかわかりません。2週間先か、1年先か、ひょっとして一生この地を訪れる事が無いかもしれません。
そのような状況では「ポイントカードを作るメリット」が何もないからです。
そうです!”カンの良いブログ読者なら”もうお分かりですよね?
ポイントカードを作るお客様というのは、次回再来店する確率が高いお客様。なのです・・・・。
〈ポイントカードの目的〉リピート率向上だけ?
ポイントカードを作ってもらえれば(ポイントを貯めたいという動機から)リピート率が上がるのでは!
とお考えの方が多いかと思います。しかし今日からは、もう一つの考え方をお持ちください。
ポイントカードを作ってもらえればリピート率が上がる。に加えて・・・・。
ポイントカードを作ってくれるお客様はリピート期待値が高い!と。
つまり、ポイントカードというのは、お客様のリピート度合〈リピート期待値〉を計るためのリトマス試験紙的な存在。なのです。
なので、もっと積極的にポイントカードの発行をお勧めしてみて、目の前のお客様のリピート期待値を計測してみてください。
そして、リピート期待値が高いお客様〈ポイントカードを発行したお客様中心〉に集中してリピートを促す戦術を駆使していくことです!
美容室におけるポイントカードの勧め方
ズバリ!!支払い時に「ポイントカードをお作りしますか?」というのは結論から言いますとほんと勿体ないです!
もうお客様は、用事が済んだ(髪を切って綺麗になった)後、帰り際にポイントカードをいきなり勧められて、
作ろうかなと思う人はごく少数です。
美容室の場合、お店に入って来られてカウンセリングした直後(さぁ~これから!プレシャンする前の時間)が絶好のタイミングです。
そして、ポイントカードを作ってくれた方には、次回使用できる特典等をつけてあげましょう。
次回来る見込のないお客様はかなりの確率でお断りになるでしょうから!
そこで作ってくれる方は「家が近所だし、またちょくちょく来るかもしれないから」等の(リピート期待値が高い)理由がある筈なのです。
この思考法は〈全てのビジネス〉に当てはまる
これは美容室に限った話ではありません!
飲食店だって同様です。BtoCでもBtoBでも同様の考え方です!
別にポイントカードでなくとも、「次回もご来店の予定があるならこちらのプランがおトクですよ!」というアプローチを
すればよいだけですから!
先程のポイントカードを含めて、継続してご来店されるならコチラが断然お得ですよ!!というアプローチ。
これを新規ご来店の際、必ず取り入れて下さい。
これにより「リピート期待値」を計測するのです。リピート期待値が高いお客様こそ、貴方のサロンが【追いかけるべきお客様】なのですから・・・・。
たったこの1ステップを導入するだけ。これで貴方のサロンは「追いかけ損」を削減する事がきっと出来るはずです。

要点チェック☑
☑チェック1 ポイントカードを配る意味?ご理解頂けましたか。理解出来たら、今日から始めてみましょう!
☑チェック2 貴方のサロンは、「リピーターどう見分けてますか?」無駄なサロンワークを増やしてはいませんか?